ニキビ跡の治療法|赤み・色素沈着・クレーター別の選び方|大阪梅田のM.CLINIC
- 2026年10月26日
- 院長ブログ
ニキビ跡治療の
新しいニキビがある場合は、内服薬・外用薬も含めて治療の順序を決めます。施術ごとの間隔・ダウンタイム・料金も確認しましょう。
ニキビ跡の
ニキビ跡は、炎症が治まったあとに残る赤み・色素沈着・凹みなどの総称です。

炎症が皮膚の深い層(真皮)に及ぶほど、跡が残りやすくなります。
赤み
赤〜ピンク色の平らな跡。炎症で毛細血管が拡張・損傷し、血管が透けて見える。軽度なら肌のターンオーバーで薄くなることがあります。数か月以上かかる場合もあります。
色素沈着
茶色〜紫がかった平らな跡。炎症で刺激された色素細胞がメラニンを過剰に作り、排出しきれずに残る。徐々に薄くなる傾向があります。数か月以上かかる場合もあります。
クレーター(凹み)
皮膚の表面がへこんだ跡。炎症が真皮に達して組織が壊れ、皮膚がへこむ。自然には戻りにくく、くぼみが深いほど治療に時間がかかります。
凹みの周りに赤みが加わって、凹みがより目立つなど、複数のタイプが重なることもあります。
クレーターの
クレーターは、形によって、細く深いアイスピック型、広くて境目がはっきりしたボックスカー型、なだらかに波打つローリング型に分けられるとされています。
自己判断が難しい場合や、盛り上がる跡(しこり・ケロイド)がある場合も診察で確認します。
タイプ別の

赤みの
赤みが長引く場合は診察で確認し、治療を検討します。
当院では、赤みや色素沈着の跡に、IPL光治療(エクシライト)を案内しています。特殊な光で、毛細血管やメラニン色素に働きかける施術です。
炎症が落ち着いたあとの肌の調子を整える目的で、エレクトロポレーション(メソナJ)を組み合わせることもあります。赤みが残っている間は、むやみに触らず、保湿を続けることが大切です。
色素沈着の
色素沈着は、ターンオーバーでメラニンが排出されるにつれて薄くなる傾向があり、改善を目指す施術は次のとおりです。
- ケミカルピーリング:古い角質を取り除き、ターンオーバーを促して、色素沈着の排出を早めることを目指す施術です
- マッサージピール:肌の再生を促し、色素沈着やニキビ跡の改善を目指す施術です
- IPL光治療:茶色のシミのように目立つ跡に、光でメラニンへ働きかける施術です
メソナJ:針を使わず、目的に合わせて美容成分を肌の奥へ届ける施術です。トラネキサム酸などの美白成分は、炎症後の色素沈着の対策にも期待されると案内しています。
色素沈着のように見えても、肝斑など別の原因のこともあります。ダーマペン4など、施術によっては、肝斑がある部位で悪化する可能性があるため、診察で見分けて治療の順序を決めます。
クレーター(凹み)の
当院では、クレーター状のニキビ跡に、ダーマペン4を案内しています。髪の毛ほどの細い針で肌に微細な穴をあけ、肌が持つ修復の働きを利用して、コラーゲンやエラスチンの生成を促す施術です。
ダーマペン4にマッサージピールの薬剤を組み合わせる「ヴェルベットスキン」もあります。
凹みの治療には限界もあります。日本皮膚科学会のガイドライン(2023年)は、凹みへの治療のうち、ケミカルピーリング(トリクロロ酢酸・高濃度グリコール酸)と充填剤注射を扱っています。
これらとニキビ跡へのレーザー治療は、「行ってもよいが推奨はしない」(推奨度C2)としています。ダーマペン4やIPL光治療は、同ガイドラインの瘢痕の項では扱われていません。
一般に、凹みの形や深さによって適した方法は異なり、複数の方法を組み合わせることもあります。
凹みが完全に平らになるとは限らないため、見込みは診察でご説明します。
治療前の
治療の進め方は、ニキビを落ち着かせる、診察で跡のタイプを確認する、施術を選んで回数を重ねる、紫外線対策と保湿を続ける、の4ステップです。

1. ニキビが
新しいニキビができている間は、跡の治療より先に、そのニキビの治療を優先するのが一般的です。炎症が強いニキビがある部位は、ダーマペン4の刺激で悪化する可能性もあります。
当院では、ニキビの治療として内服薬・外用薬も扱っており、機器による施術と組み合わせてご提案します。
炎症が長引くほど、跡が残りやすくなります。
早期の
日本皮膚科学会のガイドラインも、軽症でも瘢痕を残しうるが、早期の治療で予防できることを示唆するデータがあるとしています。
新しいニキビを繰り返さないための皮脂・毛穴のケアには、ハイドラジェントルやケミカルピーリングも案内しています。
2. 紫外線対策が
ダーマペン4やケミカルピーリングの施術後の肌は、乾燥や紫外線の影響を受けやすい状態になります。
ダーマペン4の施術後は、対策が不十分だと、赤みが長引いたり、色素沈着につながったりすることがあります。日焼け止めと保湿を続けてください。
3. 肝斑が
色素沈着に見えても、肝斑のことがあります。肝斑の詳しい内容は、肝斑治療のメニューをご覧ください。
ニキビ跡治療の
主な施術の通院間隔・ダウンタイム・リスクを比べます。

ケミカルピーリング
- 対象
色素沈着
- 間隔・回数
2〜4週間に1回、まず5回程度
- ダウンタイム・
ほとんどありません。塗布中のピリピリ感や熱感が出ることがあります。まれに軽い赤み、数日後に薄い皮むけが起こる場合があります
マッサージピール
- 対象
色素沈着、ニキビ跡全般
- 間隔・回数
初めての方は1〜2週間に1回を5回
- ダウンタイム・
多少の熱感やピリピリ感を感じることがあります。若干の赤みが出ることがあります。赤みが長引く、皮むけやかさぶたが出ることもあります
IPL光治療
- 対象
赤み、色素沈着
- 間隔・回数
3〜4週間に1度、複数回
- ダウンタイム・
輪ゴムで弾かれたような痛みを感じる方もいます。施術後の赤み・ヒリヒリ感は、数時間で治まっていくと案内しています。
シミに照射した際は、通常は数日程度でかさぶた状になり、1〜2週間ほどで自然にはがれます。反応には個人差があり、かさぶたにならない方もいます
エレクトロポレーション
- 対象
色素沈着、炎症後の肌の調整
- 間隔・回数
2週間に1回を3〜5回、その後は月1回
- ダウンタイム・
ダウンタイムはありません。少しピリピリ感のある方もいます
ダーマペン4
- 対象
クレーター(凹み)
- 間隔・回数
1か月に1回、5〜10回
- ダウンタイム・
施術前に麻酔クリームを塗布します。赤みやヒリヒリ感が2〜3日ほど続くことがあります(回復には個人差があります)。皮むけ、痒み、腫れ、熱感、内出血の可能性があります
ヴェルベットスキン
- 対象
クレーター、毛穴など
- 間隔・回数
診察で相談
- ダウンタイム・
疼痛、内出血、腫れ、感染症、アレルギー反応、肝斑悪化の可能性があります
記載した間隔・回数・ダウンタイムは目安です。肌の状態や目的によって変わるため、診察でご相談のうえで決めます。
ニキビ跡治療の
ここで紹介するニキビ跡の施術は自由診療です。最新の料金・コースの詳細は料金表とニキビ・跡治療のをご確認ください。
費用は施術の種類、対象となる部位、回数やコースで変わります。複数回の治療を検討する場合は、コースに含まれる内容と追加費用を確認しましょう。
費用の目安:ダーマペン4(全顔・1回)は18,700円(税込)〜。最新の料金・条件は料金表でご確認ください。自由診療です。

- ケミカルピーリング
- 単回と複数回のコースがあり、対象部位や回数によって費用が変わります。
- マッサージピール
- 単回と複数回のコースがあり、回数と対象部位を確認します。
- IPL光治療
- 単回と複数回のコースがあります。照射する範囲と回数を診察で確認します。
- エレクトロポレーション
- 目的別のコースによって費用が異なります。使う成分、対象部位、回数を確認します。
- ダーマペン4
- 回数やコースによって費用が変わります。麻酔などのオプションが別途必要かも確認します。
- ヴェルベットスキン
- ダーマペン4とマッサージピールを組み合わせる施術です。回数、対象部位、麻酔などを含む総額を確認します。
ダーマペン4の
ダーマペン4は施術前に麻酔クリームを塗布します。麻酔が料金に含まれるか、別途必要かを確認し、追加費用を含む総額(税込)を診察後のお見積りでご確認ください。
美容カウンセリング・初診料の扱いもご確認ください。後日の施術枠を確保する場合の支払い時期は、予約時にご確認いただけます。
副作用・
主な
施術には、赤みや皮むけなどの症状が出ることがあります。ダーマペン4では、皮むけ、赤み、痒み、腫れ、熱感、内出血の可能性があります。
ヴェルベットスキンでは、疼痛、内出血、腫れ、感染症、アレルギー反応、肝斑悪化の可能性があります。ダーマペン4の施術後の肌は敏感になるため、日焼けや乾燥に十分気をつけてください。
施術前に
受ける前に医師へ伝えていただきたいことを、表にまとめました。
| 伝えていただきたいこと | 理由・考え方 |
|---|---|
| 今あるニキビ | 炎症が強い部位は、施術の刺激で悪化する可能性があります。ニキビの治療を先に行う場合があります |
| 肝斑と | 肝斑がある部位は、ダーマペン4やヴェルベットスキンで悪化する可能性があります |
| 最近の | ダーマペン4やケミカルピーリングの施術後は、紫外線の影響を受けやすい状態です |
| 服用中の | 施術によっては受けられない場合があるため、診察で確認します |
| 妊娠中・ | 受けられるかどうかは、事前にお問い合わせください |
体調や肌に変化を感じたときは、すぐに当院へご連絡ください。
大阪・梅田で
M.CLINICは、地下鉄御堂筋線梅田駅から徒歩3分の美容皮膚科です。
院長は診断と施術の分かりやすい説明を大切にし、予防も含めて相談できる「かかりつけ医」の大切さも紹介しています。
施術と料金は、大阪・梅田ののページにまとめています。駅からの道順はアクセスのページをご覧ください。
ニキビ跡治療の
ニキビ跡は
赤みや色素沈着は、時間とともに薄くなることがありますが、数か月以上かかる場合もあります。一方、クレーター(凹み)は自然には戻りにくいとされています。
跡が長く残る場合や、どのタイプか分からない場合は、診察で状態を確認します。
赤みと色素沈着は、
赤〜ピンク色で血管が透けて見える跡は赤み、茶色〜紫がかった跡は色素沈着が目安です。ただし、両方が重なっていたり、肝斑など別の原因のこともあります。
自己判断が難しいときは、診察で確認します。
クレーターは
凹みが完全に平らになるとは限りません。当院では、ダーマペン4を1か月に1回のペースで5〜10回を目安に案内しています。
効果の感じ方や必要な回数には個人差があり、くぼみが深いほど治療に時間がかかります。見込みは診察で説明します。
何回、
当院のメニューでは、施術ごとに次の間隔・回数を案内しています。ケミカルピーリングは2〜4週間に1回でまず5回程度、マッサージピールは初めての方で1〜2週間に1回を5回です。
IPL光治療は3〜4週間に1度、ダーマペン4は1か月に1回で5〜10回です。回数や間隔には個人差があるため、診察で決めます。
ニキビが
新しいニキビができている間は、まずそのニキビの治療を優先するのが一般的です。炎症が強いニキビがある部位は、ダーマペン4の刺激で悪化する可能性があります。
診察で、ニキビと跡のどちらから治療するか、順序を決めます。
施術後すぐに
ケミカルピーリング、メソナJ、IPL光治療は、当日のメイクが可能と案内しています。ダーマペン4は、赤みやヒリヒリ感が2〜3日ほど続くことがあり、軽いメイクは翌日から可能です。
ダーマペン4やケミカルピーリングの施術後は、日焼け止めと保湿を続けてください。
まとめ・
診察では跡のタイプに加え、新しいニキビ・肝斑の有無や紫外線対策を確認します。効果には個人差があり、凹みが完全に平らになるとは限りません。
施術と料金の詳細は、ニキビ・ニキビ跡治療のページをご覧ください。ご予約はWEB予約・LINE・お電話から、ご相談はお電話で承っています。
ご注意(自由診療のご案内)
ニキビ跡の施術(ケミカルピーリング、マッサージピール、IPL光治療、エレクトロポレーション(メソナJ)、ダーマペン4、ヴェルベットスキン)は自由診療です。
美容目的の治療には、健康保険は原則として適用されません。
内容:ケミカルピーリング(グリコール酸)、マッサージピール、IPL光治療(エクシライト)、エレクトロポレーション(メソナJ)、ダーマペン4、ヴェルベットスキン(ダーマペン4とマッサージピールの組み合わせ)。
費用:自由診療です。施術の種類、対象部位、回数・コースによって変わります。麻酔などのオプションやカウンセリング・初診料の扱いも含め、最新の料金・条件の詳細は料金表とニキビ・跡治療のをご確認ください。診察後に追加費用を含む総額をご説明します。
回数・期間の目安:施術ごとに異なります(本文の施術別の説明のとおり)。効果の感じ方や必要な回数には個人差があります。
主なリスク・副作用:ケミカルピーリングは、ピリピリ感・熱感・軽い赤み・薄い皮むけ。マッサージピールは、熱感・ピリピリ感・赤み・皮むけ・かさぶた。
IPL光治療は、輪ゴムで弾かれたような痛み・赤み・ヒリヒリ感・かさぶた。メソナJは、ピリピリ感。ダーマペン4は、皮むけ・赤み・痒み・腫れ・熱感・内出血。
ヴェルベットスキンは、疼痛・内出血・腫れ・感染症・アレルギー反応・肝斑悪化の可能性。
お問い合わせ:お電話(06-6131-9902)で、施術の内容や費用についてもご質問いただけます。

