思春期ニキビと大人ニキビの違い🙄
- 2024年6月1日
- 院長ブログ
皆様、お久しぶりです。
大阪梅田の美容皮膚科、M.CLINIC院長の袴田です。
前回の投稿からかなり日が経ってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
新生活がスタートしてから2か月が経過し、だいぶ慣れてきた頃でしょうか。
気づかないうちにストレスが溜まってきているなんてこともあるかもしれません。
そこで今回は、環境の変化によるストレスやホルモンバランスの乱れによる肌トラブルと対処法についてお話させていただきます。
環境の変化によるストレスやホルモンバランスの乱れによる肌トラブルで最も多いのがニキビです。
このようなニキビは思春期のニキビと比べて治りにくく再発しやすいのが難点です。
これは思春期ニキビに対して、大人ニキビと言われています。
大人ニキビは食生活や睡眠不足、ストレス等様々な要因が重なって生じると考えられています。
そのメカニズムとしては主に3つ挙げられます。
まず1つ目は、皮脂の過剰分泌。
通常、皮脂は気温が高い場合に増えますが、脂肪や糖分が多い食生活により、皮脂が増えてしまうことがあります。
2つ目は毛穴の詰まり。
角層が皮脂の出口となる毛穴をふさぐことで、皮脂や老廃物が詰まり、ニキビが発生しやすくなります。
肌の乾燥や生活習慣の乱れ等によって、肌のターンオーバーが乱れることにより、毛穴の詰まりが起こりやすくなると言われています。
大人ニキビが治りにくいのは、肌のターンオーバーの周期が長くなることで、新しい肌に生まれ変わるのが遅くなるためと考えられます。
3つ目はアクネ菌の増殖。
毛穴の中や皮膚の表面にはアクネ菌等様々な常在菌が存在しています。
通常は肌を守るために働いていますが、皮脂の過剰分泌や毛穴が詰まることによりアクネ菌が必要以上に増えてしまい、肌に炎症が起こり、ニキビが発生すると考えられています。
対処法としては、栄養バランスの良い食事、十分な睡眠、正しいスキンケアが大切です。
また、治療法としては、内服薬、外用薬、ピーリング、IPL、メソナJ等がありますので、一度お気軽にカウンセリングにお越しください。