皆様、こんにちは。

大阪梅田の美容皮膚科、M.CLINIC院長の袴田です。

2024年も早いもので下半期に突入しました。

ムシムシとした湿気の多い夏がやってきましたね。

夏は皮脂が過剰に分泌され、毛穴が目立ちやすくなります。

・・・ということで、今回は毛穴のお話をさせていただきたいと思います。

 

まずは原因別にお話させていただきます。

 

①乾燥肌

お肌の水分が足りない状態が続くと、カサカサして角質層が厚くなり、肌表面がゴワゴワして硬くなります。

さらに肌の潤いを保つバリア機能が損なわれ、肌は砂漠のような乾燥状態となり、肌のキメが乱れ毛穴が目立ちます。

 

②脂性肌

オイリー肌とも呼ばれるこのタイプは、生まれつき皮脂腺が大きく毛穴の開きが目立ちやすいのです。

毛穴の奥の皮脂腺から排出される皮脂は肌の潤いをキープする大切な役割を担っていますが、皮脂量が過剰に増えると皮脂腺の出口が大きくなってしまうため、毛穴が目立ってしまいます。

 

③敏感肌

不規則な生活やストレス、季節の変わり目などでホルモンのバランスが崩れると、肌が敏感になり毛穴の開きが目立ってくることがあります。

肌が敏感になると抵抗力が低下して乾燥やニキビなど様々な変化が起こりやすくなります。

不安定な肌状態が続くことで潤いが不足すると毛穴が目立ちます。

 

④ニキビ肌

皮脂腺が活発なためニキビができやすく、脂性肌と乾燥肌の両方の症状を持ち合わせたオイリードライ肌の中には「大人ニキビ」に悩む方も増えてきています。

炎症を起こしているニキビを無理やり潰すと、その部分の炎症が悪化し、クレーター状になって毛穴が開いたままの状態になることもあります。

その開いた部分に汚れや皮脂が溜まると、毛穴がより目立つことになります。

 

以上が原因別の毛穴のお話でした。

皆様はどれに当てはまりそうでしょうか？

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次回は毛穴の部位別、年代別についてお伝えできればと思います。

 

災害級の暑さがまだまだ続く時期ですので、くれぐれも体調にお気をつけてお過ごしくださいね。