皆様、こんにちは。

大阪梅田の美容皮膚科、M.CLINIC院長の袴田です。

 

今回は、季節の変わり目というテーマでお話ししたいと思います。

この時期は寒い日と暖かい日が入り混じり、急な温度変化に適応しなければならず、さらにスギやヒノキの花粉が飛ぶ時期、さらに新学期や就職、引っ越しなど生活環境にも変化がある時期です。そういった様々なストレスが重なる時期はお肌のトラブルが起こりやすいのです。

特に女性は生理周期やホルモンバランスの乱れにより、男性と比較して肌荒れを感じやすいと言われています。

 

まず、一つ目の花粉の影響による肌トラブルとしては、かゆみや湿疹などの症状です。また、皮膚の薄いまぶたや目の周りに赤みが出るといった症状もあります。

この症状には皮膚のバリア機能が大きく関係しています。

バリア機能は、皮膚の表面の角質部分にあり、肌内部の潤いが逃げないようにする働きや、外部刺激からお肌を守る働きがあります。

しかし、肌の乾燥などによって角層の細胞同士に隙間が生じ、皮膚のバリア機能が低下すると、肌は外部の刺激に対して敏感になります。

バリア機能が低下した皮膚には花粉も刺激となり、肌に花粉が付着すると、免疫システムが働き、アレルギー反応が生じやすくなります。

その結果、かゆみや湿疹、赤みといった症状が起こってしまうのです。

対処法としては、まず花粉が肌にできるだけ付かないように、外出時にはマスクやメガネ、帽子を着用しましょう。

また、スキンケアで皮膚のバリア機能を保つのも大切です。

そこでまず意識したいのが、洗顔後や入浴後にしっかりと水分を与え、乳液やクリームで油分を補うことです。

そして定期的にメソナJで肌細胞にしっかりと栄養を与えてあげましょう。

 

長くなってしまいましたので、花粉の影響による肌トラブルの二つ目については次回お話しさせていただきます！

では、次回もお楽しみに🌸