シミの種類、ご存じですか?
- 2023年9月1日
- 院長ブログ
皆様、こんにちは。
大阪梅田の美容皮膚科、M.CLINIC院長の袴田です。
院長ブログ第1回目はシミについてお話しします。
皆様はシミと一言で言っても色んな種類があるのをご存じですか?
当院にシミのお悩みで来られる患者様の多くは、ほとんど紫外線によるシミと肝斑でお悩みの方です。
他にもシミにはいろいろありますが、本日は紫外線によるシミと肝斑の違いについてご説明します。
まずは一般的な紫外線によるシミ。
これは「老人性色素斑」、別名「日光性色素斑」と言い、加齢とともにできやすく、日光(紫外線)によってできるシミのことです。紫外線によるシミの輪郭はハッキリしています。
次に肝斑。
肝斑は頬、額、口の周辺に左右対称性にできる、輪郭がハッキリしないもやっとしたシミです。30~40代に発症することが多く、女性ホルモンが関係していると言われています。
どちらもメラニンが原因なのですが、なぜ見え方が違うのでしょうか?
それはメラニンの深さが違うからです。
紫外線によるシミは皮膚の浅い層、肝斑は皮膚の深い層にメラニン色素があるため、見え方が違ってくるのです。
皆さん、池のコイを思い浮かべてください。
池の深いところにいるコイはなんとなくボヤっと見えます。
それに対して、表面の方にいるコイは形がハッキリ見えます。
つまり、深いところにいるコイが「肝斑」、浅いところにいるコイが「老人性色素斑」です。
次回はその治療法についてご説明していきたいと思います。
まだまだ紫外線の強い日が続きますので、しっかり紫外線対策していきましょう。
シミに関するお悩みは、大阪梅田の美容皮膚科、M.CLINICまでお気軽にご相談ください♪