シミの治療って?①
- 2023年9月19日
- 院長ブログ
皆様、こんにちは。
大阪梅田の美容皮膚科、M.CLINIC院長の袴田です。
早いものでもう9月。月日が経つのはあっという間ですね。
前回はシミの種類のお話をしましたが、本日は日焼けによるシミ(老人性色素斑)の代表的な治療についてお話させていただきます。
治療1つ目は「ケミカルピーリング」。
これは、お肌に薬剤を塗り、肌表面にこびりついている古い角質を取り除く治療です。
本来、健康な肌は約28日周期で生まれ変わりますが、歳を重ねるとともにこの周期が乱れてしまいます。すると、肌表面の古い角質が溜まってしまって角質層が厚くなり、メラニンが排出できなくなります。
子供が夏に真っ黒に日焼けしても秋にはシミにならず元に戻るのは何故でしょうか?
それは夏に作られたメラニンがターンオーバーによってどんどん表層に移動していき、いらなくなったメラニンが垢となって自然に剥がれていくからです。
ピーリングはいらなくなった古い角質を取り除いてターンオーバーを正常に近づけていき、シミを薄くしたり出来にくくしたりします。
お次は「IPL(フォトフェイシャル)」です。
こちらは光を照射し、光の届いた深さのメラニンを変性させます。それが薄いカサブタになって1週間ほどで自然に剥がれ、シミが1トーン薄くなります。
そして、IPL(フォトフェイシャル)の良いところは、シミ(病変部)は薄く、普通のお肌の部分はよりキレイに(毛穴縮小、コラーゲン増加、色ムラ改善等)になるという点です。
シミ1つ1つを薄くするのも良いですが、全体の肌レベルを上げながらシミをある程度薄くする方が見た目年齢が若返ります。
その他にも様々な治療法がありますので、お気軽にご相談くださいね。
まだまだ紫外線の強い日が続きますので、紫外線対策一緒に頑張っていきましょう!
次回は「肝斑」の治療についてお話させていただきますね。
それでは、また。